南気仙沼駅のこと

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JR気仙沼線は鉄の二本路が取り除かれて、その跡地をバスが走る。

ガタンゴトーン、ガタンゴートンという鉄路の音は、もう聞こえない。

旧鉄路に、バスはしずしず走る。

おかえりモネさんと、俺たちの菅波さんが、南気仙沼駅で会ったこと。

駅舎は覚えているらしい。

港のそばでも遊んでみたら

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気仙沼の港の近くでは、道路を、面白いことをする場に変える試みを実践中です。

この日は、気仙沼のキャラクター「海の子ホヤぼーや」が町の人とじゃれていました。

海では、港の漁船の脇で遊ぶこと、陸では、町の車の脇で遊ぶこと。いろいろ試して、ワクワクできたらいいな。

港の海上で遊んでみたら

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基本は漁船と漁業のための港ですが、その一角を市民や観光客のお楽しみの場として活用してみたら…という試みが気仙沼で始まっています。

みんなの海なので、当たり前のようにも思えますが、漁船との共存は難しいことも想像できます。

でも、そこでやってみようということです。

パドルボートや水上バイクで海の魅力を発見した方々の声が、気仙沼の新しい体験を生み出しそうです。

羽田(はた)神社の「お山がけ」

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気仙沼の西の山間部、この道の行き着く先の山腹に羽田神社があり、その山の頂上に奥の院のヤシロがあります。

中秋の名月当日と翌日には、数え年七歳の子どもが羽田神社社務所から出発し、険しい坂を登り切って、奥の院のヤシロの周りを巡って参拝し、登りとは違う道を下山するという「お山がけ」が行われます。

宮司を先頭に、父ではない男に付き添われた男子が、白装束で杖をつきながら急坂を約一時間かけて登り切ります。

数百年も続く伝統行事ですが、一昨年、昨年はコロナ禍で中止。今年は三年ぶりの開催となりました。

女子は神社本殿で祈祷を受けます。

健康と成長を祈る神事です。

本当に無事で豊漁で

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8月17日に気仙沼を出港したサンマ漁船は、今、北海道のはるか東方で魚群を求めて奮闘しているに違いない。

国際紛争や燃料高騰や環境変動があったとしても、海に出た漁師はひたすら魚を追うんですと、見送る人々に語っていた。

無事を祈る。豊漁であればなおいい。