羽田(はた)神社の「お山がけ」

f:id:from2011ne:20220911045311j:image

気仙沼の西の山間部、この道の行き着く先の山腹に羽田神社があり、その山の頂上に奥の院のヤシロがあります。

中秋の名月当日と翌日には、数え年七歳の子どもが羽田神社社務所から出発し、険しい坂を登り切って、奥の院のヤシロの周りを巡って参拝し、登りとは違う道を下山するという「お山がけ」が行われます。

宮司を先頭に、父ではない男に付き添われた男子が、白装束で杖をつきながら急坂を約一時間かけて登り切ります。

数百年も続く伝統行事ですが、一昨年、昨年はコロナ禍で中止。今年は三年ぶりの開催となりました。

女子は神社本殿で祈祷を受けます。

健康と成長を祈る神事です。