唐桑半島の午後の輝き

気仙沼の東部、唐桑半島の南端に近い観光桟橋の午後。
薄い雲に攪拌した光が、西に傾いていく。
左の松も波をかぶったが、立っている。だれも彼も一人のように、どれもこれも一本松である。
光の下の右から伸びる細い黒は、気仙沼湾に浮かぶ大島の南部。
気仙沼は、氷点下が続いている。