気仙沼湾横断橋推し
特別お題「わたしの推し」
今年3月に開通した気仙沼湾横断橋は、仙台から八戸までの三陸沿岸道路の中で唯一、海をわたる橋です。
そもそも三陸沿岸道路という名称とは裏腹に、このルートは山中を通ることが多く、海が見える箇所は少ないのですが、この橋からは、下り線なら気仙沼湾と気仙沼の市街地が、上り線では気仙沼湾口から一気に広がる太平洋が、眼下に眺められます。
高速道路からの絶景として、推します。
大災害に遭っても、たくさんの応援をいただいてなんとかここまで生きてきた、数えきれない犠牲のうえに新しい街を築いてきた、忘れてはいけないことがありすぎると、気仙沼の人たちはこの橋を見上げて思いを募らせます。
でも、それはさておき、ビューンっと通ってみてください。推します。
あたりまえかな
はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」
身の回りの人がずいぶんいなくなったこと・私がここで生きていること。
港の漁船を全部見た、書き出した
今週のお題「自由研究」
小学5年の夏休みもあと一日だけという日に、雨の中を、気仙沼の港の北から南まで歩いて、漁船の名前と何県の船かをメモした。
百隻もの船の名前と何県かを、模造紙に書き出して、それで終わり。
いろんな漢字を知るきっかけにもなったが、なにより、気仙沼には全国から船が来ているということを改めて気付かされた。
初夏から晩秋までの漁期には、各地から船員が気仙沼にやって来て、街にはいろんな言葉があふれるから、いろんなところから来ているんだろうなとは思っていたが、全部書き出してみると、北海道から九州まで、なんと多くの県から来ているのだろうと驚いた。
日本地図が身近になった。
現在も全国から船が入港するが、この半世紀の間に、船も大型化し、漁船を減らす政策もあって、あのときほどの隻数はない。