気仙沼で、夜、酔う

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気仙沼の地酒をベースにしたカクテルをいただきました。昨年11月にオープンし、このブログでも紹介した気仙沼湾を望むウォーターフロントの「迎」というスポットで飲む、その名もナイワン・ブルー。

写真では緑ですが、現物はまことにブルーです。どうぞ。

 

お正月は田植え踊でにぎやかに


気仙沼の山間部、廿一(にじゅういち)という地域に伝わる「廿一田植え踊」が、お正月には市街地にやってきてお祝いの踊りを皆さんに披露。
本来は地域の農作物の豊作を祈り、あるいは感謝して踊られるものだそうですが、めでたい郷土芸能として、お正月にはあちこちに招かれています。
腰が痛いとか、もうこの辺でやめようとか、ご祝儀をいただいたのでもうちょっと頑張ろうとか、もちろん方言でブツブツ言いながら、面白おかしくゆるーく舞って、観客の笑いを誘います。
宮城県無形文化財です。
繰り返し歌われる囃し言葉をとって、地元では「やんどや、はい」と呼ばれています。

雪の気仙沼湾


11月にオープンした気仙沼、南町海岸の「迎」から気仙沼湾を眺めるとこんな感じ。
この年末は、この地方には珍しく連日の雪で、気温も低く、寒々しいけれども、このあたりのカフェやレストランは若い人でいっぱい。
まちのようすが少しずつ変わっていって、新しい出会いもたくさん生まれますように。

迎「むかえる」ができた


気仙沼湾の一番奥の南町海岸に、新しい商業施設ができました。
カフェ、レストラン、ファッション、そして港の眺め。
津波で何もかもなくなったまちに、また一つの誕生。
「迎」という一字で「むかえる」という名前です。

サケ、お帰り


足元を泳ぐサケ、サケ、サケ。
10月から1月ぐらいまで、市街地を流れる大川や、市南部の小泉川は、4年から5年の旅を終えて帰省する皆さんでにぎわいます。
採卵のため何万尾と捕獲する大川と小泉川は、宮城県内でも有数のサケ遡上河川ですが、この写真の川は、宅地の前の庭みたいなところです。

マンボという喫茶店


気仙沼の南町にあるマンボという名の喫茶店は、古風で豪華な内装で、それが今の時代にはポップにも思えてくる。
70年ぐらい続くお店だが、3・11の津波で全壊してしまった。でも、場所を移して、内装もデザインもできるだけ元どおりに再建された。
茶店だが、ラーメン、チャーハン、カルビ丼などの食事もおすすめ。季節ならではのパフェは、垂涎もの。