今日の気仙沼湾は、南から見てみた

気仙沼、大島の浦の浜港を出港したフェリーは、数分後に気仙沼湾のまんなかに出て、北の湾奥を目指す。
たった25分の航海だが、復活しだしたカキの養殖いかだや、鎮守の森だけを残して消えた街や、港に完成した製氷工場や、津波と火災で枯れ果てた海岸べりの松林や、カツオ・サンマの漁船で混み合う岸壁やが、見えてくる。
この海が襲いかかったなんて、信じられない。きっと別の水なんだろうと思う。