ウミネコに指をツンとされる

気仙沼の南町海岸と大島の浦の浜を結ぶフェリーには、ウミネコが当たり前のようにエサをもらいに寄って来る。
エサはカッパえびせんで、切符売り場に置いてあって、もちろんただではない。
震災後しばらくは、いくらえびせんを放り投げても寄り付かなかった。おびえていたのか、満腹だったのか。
フェリーのまわりを飛び交うウミネコたちには、震災前の生活が戻ったということだろう。