気仙沼、神明崎のモクゲンジ

気仙沼湾に突き出た小さな岬の神明崎(しんめいざき)は、モクゲンジという植物の北限だそうです。
その花の盛りは7月から8月にかけてで、今はご覧のとおりです。
幹があって枝が張って高く高く葉が繁って、その上に花を咲かせるものだから、花は見上げるような高いところ。幹のまわりを歩いても気づかないかも。
気仙沼の南町海岸から大島に向かう船からなら、岬の緑がちょっと黄緑になってんじゃないかってくらいの、黄色の花のにじみ具合です。
写真は、まだ小さい株なので、近づいてこんな風に撮れました。
海沿いの津波をかぶった松や杉は枯れてゆきますが、広葉樹は強いものだと感心します。