唐桑半島の御崎にいらっしゃい

気仙沼の東部、唐桑半島の南端、御崎(おさき)の磯は、岩の層がおもしろい。
3月5日に紹介した平棚(ひらだな)という磯は岬の西側。
その反対の岬の東側の磯には、黒色粘板岩という板を重ねたような岩がある。

八隻曳(はっそうびき)と呼ばれる磯に、釣り人の影が見える。岩場は平らのように見えて、実は板状の岩の層がギザギザ連なっている。近づくときは気をつけて。

岩の層はこんな感じ。中生代三畳紀の地層だとか。

切り立つ岩の面には、層が指紋のように現れている。下の白は雪ではなく、波の泡。

板状の岩と岩の間には、今が盛りのハマギクが咲いて、研究者の皆さん、研究を志す皆さんをお待ちしている。