2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

桜が散って、4月が終わる

気仙沼の神山川(かみやまがわ)沿いの桜並木は、散りはじめました。雨もようの一日でした。

恋人よ、これが私の、一週間の、ルルルルルー

今週のお題「私のゴールデンウィーク」 4月29日 苦しい人を励ます日、仲間に頼る日。 4月30日 仲間といっしょになる日、苦しい人を思いやる日。 5月1日 仲間といっしょに進む日、苦しい人をもっと思いやる日。 5月2日 仲間と悩む日、一人思い切る…

気仙沼の魚市場には、南気仙沼駅が近いのですが、

気仙沼を訪れた方々には、ここが玄関だったかもしれません。残念無念のJR気仙沼線・南気仙沼駅前の今です。 ここからもツツジの徳仙丈山が見えるんだなあ。

気仙沼の桜だから、気〜ざくら〜

4月2日、4月10日と見てきた三峰公園の桜がこのとおり、九部咲きぐらいになり、暖かな日差しを受けて散策する方々も多い。春がうれしい年になった。 ところで、2日にあった枝が10日になく、10日にあった枝が今日はないことにお気づきかな。折っちゃ…

豆腐に合わせてハードディスクは作られる

津波にやられたコンピューターを探し出して、なんとか生きててくれないかなという話になって、ハードディスクを取り出して、塩分やごみをぬるま湯で洗い流してはどうかということになった。コンピューターに詳しい仲間も、おそるおそるの試みだった。駄目で…

小石と向き合う5秒間

今週のお題「私の小さなこだわり」玄関先に、ほんのわずかな広さだが、小石が敷いてある。狭いが、小石は数千ではきかないはずだ。朝刊の配達人がその小石を踏んで通りすぎると、小石が数個、側溝のふたの上や車道に蹴り出される。朝、出かけるときに、その…

西の山並みに雪

今朝は西の山に雪が積もりました。夕べ、里はみぞれでしたので、また冬に戻るのかなと不安でした。しかし、雪は山あいまでで、里に積もることはなかった。寒かったけれども、ほっとして、山の雪景色がきれいに見えました。3月10日の気仙沼港から見えた西…

受験は力尽くじゃだめ、でも昔の話

今週のお題「心に残った本」 いっぱいあるけれども、まずは、受験に向けて先輩に勧められて読んだヤル気喚起、ハウツー本。題名は忘れたが、エール出版という出版社だったと思う。その先輩が本を勧めるというのがびっくりだったし、読んでみて、なるほどバリ…

youtubeで津波の映像ばかり見てないで、最近の気仙沼港も

3月10日に、気仙沼港から大島に向かう風景を紹介しましたが、津波のあと初めて、大島に渡る機会がありましたので、同じように撮影してみました。傷は深いが、明日はあるとの思いです。

小泉の水仙ロード

気仙沼の南部、本吉町小泉の水仙ロード。地元の人たちが大切に育てて、毎年、春を運んでくれた。津波でだいぶやられたが、健気に咲いて、行きかう人をなごませる。海岸から遠いけれども、JR気仙沼線の高架の上まで津波は達している。

尾崎の風情も捨てがたかった

昔ながらの漁の集落の面影を残す尾崎という地。民家が密集し、道路も狭かったが、いいたたずまいだった。その海岸に、長須賀浜という砂浜があった。気仙沼湾の一角で、実に穏やかな浜だった。砂浜と松林を隔てる防潮堤ができたのは、そんなに昔ではない。防…

人は花だけで生きている、わけではない

被災した市街地から西に車で5分も行けば、何も変わらない景色がある。でも、停電や断水、地震の恐怖の中で生きている。そしてなお、沿岸の人たちに、野菜や漬物やぼたもちや、温かいとん汁を届けている。ありがたい春の訪れである。

椿の大島

こんな災害が起こらなければ、真っ赤なツバキや薄紅の桜が、つばきマラソンのランナーを迎えるころ。旅館や民宿の皆さんも悔しいでしょう。なんでこんなことになったのか。でも、やっぱり花は咲くし、花を見れば人はなごむもの。来年を楽しみに、今はひたす…

ツツジを見ると、被災も見えてしまう

災害にあったけれども、気仙沼を目指して来る人はいるだろう。徳仙丈山のツツジが5月後半に見ごろとなる。今年も真っ赤に山を染めることだろう。北の斜面にはまだ雪が残り、雪解け水で渓流がきらめいていた。 ツツジが原や山頂からは、被災して何もなくなっ…

雲ひとつなく、これは春

午後1時の気温は13度。4月2日に書いた三峰公園の桜のつぼみがふくらみ、もう間もなくというところ。ブルーシートでビールという方々もいました。一休み一休み。

名前はともかく、ほっとする

ホコリか靄か、春霞か、薄日に暖かな今日、道端の花に気づく。オオイヌノフグリというのかな。土手一面に咲いていた。

御伊勢崎の松は残った

気仙沼、階上の御伊勢浜(おいせはま)海水浴場の東の岬、御伊勢崎。海が穏やかなら歩いて渡れる岬ですが、3月29日はご覧のとおりでした。地盤の沈下が指摘されていますが、ここも完全な島になるのかな。 しかしながら、この松はよく耐えて残ったものです…

目を凝らして見ると

気仙沼湾から南は金華山まで、見晴らしのいい安波山から見下ろせば、何事もなかったような景色ですが、よくよく見ると、あったものがなくなっています。

春の味は、鹿折のシラスから

気仙沼の鹿折の沿岸で獲れるシラスのうまいったらありゃしない。炊きたてをリヤカーで運んできて、枡で量って売ってくれた。口いっぱいにほおばって、むしゃむしゃ食う。旨味成分の充満である。 仔魚たちは元気か、漁師は無事か。

来そうで来ない、気仙沼の春

千人を超える方々の避難所となっている総合体育館ケーウエーブから歩いて15分。三峰公園という小高い丘は花見の名所です。そんなにいっぱい桜があるわけではないのですが、市街地にほど近いこともあって、人々が集まります。眺めも良かったのですが、最近…

ホヤぼーやとガチャピン、ムックが出会う

3月31日、気仙沼中学校の体育館で、海の子ホヤぼーやがガチャピン、ムックと会いました。いっしょに、避難所の子どもたちと写真におさまって、みんなと握手をしました。明るい笑顔と歓声があふれたひとときでした。