9年
気仙沼向洋高校の校舎が東日本大震災の震災遺構として保存され、隣りに建設された伝承館と合わせて公開されてから今日でちょうど一年。
この間、約8万3千人の方々が見学されたそうです。
津波は4階に達し、外壁は漂流物の衝突で破損しました。校舎には、流れ着いた車両が横転したまま残っています。当時校舎にいた人たちは屋上の塔屋まで登って難を逃れました。
現在の気仙沼向洋高校は、標高の高い別の場所に再建されています。
9年経ちました。
小学も中学も高校も、避難所と一緒とか、仮設の校舎とか、校庭は仮設住宅敷地とか、学校の統合とか、子どもたちは尋常じゃないときを過ごしてきて、ここでさらに感染対策で休校なんて。
大人がしっかりしないとね。