お正月は田植え踊でにぎやかに


気仙沼の山間部、廿一(にじゅういち)という地域に伝わる「廿一田植え踊」が、お正月には市街地にやってきてお祝いの踊りを皆さんに披露。
本来は地域の農作物の豊作を祈り、あるいは感謝して踊られるものだそうですが、めでたい郷土芸能として、お正月にはあちこちに招かれています。
腰が痛いとか、もうこの辺でやめようとか、ご祝儀をいただいたのでもうちょっと頑張ろうとか、もちろん方言でブツブツ言いながら、面白おかしくゆるーく舞って、観客の笑いを誘います。
宮城県無形文化財です。
繰り返し歌われる囃し言葉をとって、地元では「やんどや、はい」と呼ばれています。