笛と太鼓は染み付きます

気仙沼地方は、いや、気仙沼地方も、かな、太鼓の打ちばやしが盛んです。
地域ごとの神社の例祭から、郷土芸能大会や観光、物産イベントまで、主役となったり脇役となったりで、引っ張りだこです。
通りきて、虎舞(とらまい)の舞を誘い、盛り立て、鎮め、通りゆくといった曲の構成になっていて、横笛がリードします。
虎舞を伴わない打ちばやしだけの団体もあります。
メロディもリズムもテンポも地域や団体ごとに異なりますが、共通形を作って太鼓1000基もの大合奏をしたのが、おととしまでの「気仙沼みなとまつり」の打ちばやし大競演でした。
小編成でも大合奏でも、音色が心に染み付いて湧き立つものを感じますが、音楽って、世界中そうなんだろうな。