あの山の向こうは一関市

夕方の紹介が多いのは、勤め帰りの視線になるからでしょう。
シルエットの枝は大川(おおかわ)の岸辺の桜。この枝のはるか上まで津波は襲い、去っていきました。
さざ波立つ水面。岩手県から流れ来る大川は、市民の飲み水だし、作物の用水だし、鮭の道だし、憩いの流れです。
その源流の一関市から、気仙沼市は計り知れない支援をいただいて、市民は生きています。
大川沿いの桜並木のどれほどが、来春、花を咲かせることでしょうか。