天然の良港、気仙沼の面目躍如なのだが、これが現実

台風が接近してくると、三陸の漁場に出ている漁船は気仙沼港に避難する。津波で大きな被害があった港だけれども、ここを頼りに入ってくる。
この数年、高潮が以前に増して市街地を襲っていたが、今回の震災で地盤沈下したうえに、台風の低気圧が海面を引き上げる。
ご覧のとおり、気仙沼の魚市場の水揚げ岸壁もみごとに海水に浸る。この南の70センチほどかさ上げした岸壁部分は大丈夫だけれども。
昨日の夕焼けの市街地よりも、今日の夕方は潮が満ち満ちて、気仙沼湾岸は人も車も通行できないところが多い。