革命を呼ぶシュークリーム

今週のお題「私の好きなお菓子」
生クリームのシューは、好物のひとつ。でも、贈り物やお土産以外で、ケーキ屋さんで買い物なんか、したことはありませんでした。自分のためにシュークリームを買いにいくなんてね。
そんな自分に革命が起きてしまったのは、気仙沼、南町のシェ ササキさんのシュークリームに出会ってしまったから。
その名も「リアスシュー」。リアスはリアス式海岸のことでしょう。普通の丸型ではなく、長さ15センチ、太さ5センチぐらいの筒型で、お店で注文すると、店の奥の工房で、その筒型のシュー生地に生クリームを詰めてくれます。シュー生地のサクサクと冷たい生クリームのトロトロが、口の中に幸せを運びます。
ケーキ屋さんに自分で買いにいくなんてねという思いをだますために、家族や同僚を思って買い物にいくんだと、失礼ながら家族や同僚をダシ扱い。そんな内面はどうでも、結果、みんなが喜ぶ買い物になったということです。自分の思いはいずれにしても、革命は幸せを呼ぶという、これまた勝手な思い込み。
その南町のシェ ササキさんも被災してしまいました。