「網元の宿 磯村」さんのハーモニカ煮弁当

f:id:from2011ne:20200722123350j:image

ハーモニカとは、気仙沼の人たちがよく使う表現で、メカジキの背鰭のあたりの部位のことをいいます。醤油で甘辛く煮たり、塩胡椒で焼いたりします。

骨と身とが細く交互に並んでいて、その形状もハーモニカ風ですが、食べるときには豪快に骨、身ともに頬張ってしゃぶり尽くすことが多いので、その仕草や表情も加わって、もう完全にハーモニカとなります。

もちろん、箸を使って上手に身をほぐして食べてかまいませんので、どうぞ。

 

「北かつ まぐろ屋」さんのメカジキあご唐揚げ

f:id:from2011ne:20200604122859j:image

メカジキの「あご唐揚げ」がうまい。とりの唐揚げより柔らかく、噛まなくてもとろけてしまうほど。

テイクアウト、デリバリーの盛んな昨今、気仙沼らしいと言えば、まずはメカジキ。「北かつまぐろ屋」さんでどうぞ。

ちなみに「北かつ」とは、宮城県北部鰹鮪漁業組合の通称です。

 

橋がずれてる、んっ、端じゃなく、橋の真ん中がずれてる

f:id:from2011ne:20200528211758j:image

去年の秋に紹介した三陸沿岸道の気仙沼湾横断橋は、海の上に、まだ橋にならない大きな途絶がありました。

そののち、橋桁ブロックが少しずつ東西から継ぎ足され、この5月、ついに最後の橋桁ブロックが真ん中に据え付けられようとしています。橋の真ん中を組み合わせるには、あと少し。出来上がりは6月半ばごろとのこと。いよいよ橋として繋がるところまできました。

大島架橋といい、三陸道といい、圧倒的な技術を間近に見られる気仙沼です。